| 断熱ブロックの疑問 | ||||
| (05)夏にご用心 | |
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断熱ブロックが夏場にどの程度の表面温度になるのかを調べてみました。 温度で色が変化する”サーモラベル”を断熱ブロックに貼り付けて、概略の温度を確認しました（放射温度計が有れば簡単なのですが…）。 サーモラベルは約６０度で色が変わり、温度が下がると元の色に戻る、可逆性の物を使用しました。 一日目は、空の全体を雲がうっすらとおおっている天候で、サーモラベルはうっすら色が付いているかなというレベルでした。 二日目は、上記写真のように、ほとんど雲のない天候で昼前には真っ黒状態。 試しに断熱ブロックに素手を当ててみると、瞬間は耐えられるが、それ以上は不可能な状態でした。 これは大人の足の裏でもダメージを受けそう。 この日、東京大手町の最高気温は３９.５度だったそうです。 断熱ブロックはファイバーコンクリートの裏に分厚い断熱材が有る構造のため、熱の逃げ場所が無く（断熱が目的なので当然です）、ファイバーコンクリート中に熱が蓄積するのが高温の原因のようです。ファイバーコンクリートの厚みがかなりの熱容量を持つことから、熱を保持するため一旦上昇した温度は容易に下がりません（足の裏を押し当てた位では、下がりません）。 夏にご用心！ |
