| チェック３！！ | ||||
| (09)養生 | |
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コンクリートの養生(ようじょう)は、コンクリートが計画された強度および、耐久性を発現できるようにするために重要です。 コンクリート打設後、可能な限り長い期間、コンクリートの表面を湿潤に保つことにより水和反応が長期に渡って行われることで強度の発現がされます。 コンクリート打設後に養生なしで放置すると、材齢７日程度は強度発現に大差がありませんが、その後の強度発現は、ほとんど期待できません。理想的な養生に比較して最終的な強度は大幅に下回ることも有るようです。 写真（左）は自宅近くで見かけたＤ社の新築現場です（2003/09）。 本年（2003年）は税制の見直し関連もあり建築ラッシュで、自宅付近に新築現場が多数有ったのですが、湿潤を保つ目的で養生している現場がほとんどでした。 写真（右）も自宅近くで見かけた地元工務店の新築現場です(2004/06)。基礎一面に水を張っている所でした。水中養生を見たのは初めてだったので、感激して、作業していた人に声を掛けてしまいました。 事情を聞くと、いろいろ試行錯誤した結果、この方法がベストの結論となったとの説明でした。 この分譲地には、同じ時期に建築中の物件がいくつか有りますが、基礎については数社で分担して施工しているそうです。 ｓａｍｏａの目で見ても、物件毎に基礎の仕上がり状態にレベル差が有りました。 ベストの施工方法を求め工夫を重ねている職人さんに出会えてちょっと良い日でした。 |
