くふうしました!
(02)免震構造
免震構造
MTBで散策中、ちょっと変わった建物を見つけました。
近づいて基礎部分を見ると免震構造の家でした。

金属のボールを使った方式で、主役のボールがよく見えていました(写真の矢印部分です)。
自宅に戻って、ネットで調べてみたら、やはり上下鋼板皿の間を、ボールが転がることで、建物を支持しながら地震の力を受け流すとのことです。
強風時や震度4以下の地震の場合は、ロック状態を保ち、感震センサーが震度5弱以上の地震を感知すると、ロックを自動解除し免震状態に切り替わるというハイテクな構造でした。

配管類は途中にフレキシブルな部分を持たせて、建物の動きに対応させるようですが、玄関部分や外階段部分がどの様に処理されるか興味有ります。

巨大地震では、建物は損壊しなくても、建物自体が大きく振動することで、室内に置いてある種々の物品が暴れ出すことによる被害が心配です。免震構造は、建物自体の振動を制限することで安心感は大きいですね。
70年周期で切迫性がある地震の発生が予想される当地では、ちょっと羨ましい装備です。

2004/02/15作成