| チェック３！！ | ||||
| (05)型枠 | |
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型枠は一時的に使用される物ですが、設計通りの基礎形状や表面性状を得るために重要です。型枠の組立部分に不要な隙間があると、ジャンカ
(豆板)
の発生原因となります。また、コンクリートが所定の強度に達するまでの保護を行う役目もあり、おろそかに出来ません。型枠はコンクリートが健やかに生まれ、育つために必要な保育器のような物です。 ★型枠の材質 金属製パネル（鋼製とアルミ製があります）の型枠が一般的ですが、基礎形状が特殊な場合等では、コンクリート型枠用合板が使われます。いずれの型枠も表面には剥離剤を塗布します。剥離剤には金属用、木製用、兼用のものが有りますので適切な物を塗布します。 ★コンクリート型枠用合板使用時の注意事項 型枠用合板として、表面がコーティングされた合板を使う場合は問題ないのですが、生のコンパネ使用には注意が必要です。 コンクリートは強アルカリですので、木材がアルカリで抽出されることにより、コンクリートの硬化を遅延させる有機物が生じます。また、水による抽出も行われ、セメントの水和反応が抑制される糖類が生じます。このように生のコンパネを型枠に使用することは硬化不良という大きなリスクを伴います。 ★その他 金属製の型枠と合板を組み合わせて使用する際には、型枠の接合部が不完全となりがちです。隙間が生じ易いため組立には細心の注意が必要となります。 |
